トップ集団と、各メーカーのトップライダーのラップタイムをまとめました。
データ①:LapTimeチャートの比較
#1:バニャイア(ドゥカティ)、#89:マルティン(ドゥカティ)、#23:バスティアニーニ(ドゥカティ)、#93:マルク・マルケス(ドゥカティ)、#33:ビンダー(KTM)、#12:ビニャーレス(アプリリア)、#30:中上(ホンダ)、#42:リンス(ヤマハ)
データ②:アベレージタイムの比較
※エラーバー(青線)の上下限値は、最速タイムと最遅タイムとしています。
考察・感想
Rd.11はドゥカティのレースでしたね(いや、いつもそうなんよ笑)。1分30秒を切ってきたのはドゥカティのみ。#1、#89、#23、#93、#72ベゼッキの5台。特に#1は16Lapまで1分30秒を切るペースで走行してました。対して、#89は12Lapまで。この4Lapの差が結果的にレースを決定づけるギャップになってしまった感じです。
#23は最初から最後まで3位走行。淡々と走っていたので、当たり前ながらタイムが安定している。が、今回は#1と#89ほどの爆発力はなかったか。
#93はスタート失敗したこともあり、前半のタイムが伸びず。これが痛かった。単独4位に上がった18Lapからは明らかにタイムアップしており、20~25Lapの間は全ライダーの中で最も速く走行していたっぽい。確かにそこらへんの周回は、3位の#23とのギャップをみるみる縮めていた印象。しかし、追いつくにはギャップが大きた。やはり最初のスタート失敗が痛すぎた。
KTMとアプリリアは似たようなラップタイム。#12のばらつきが大きいがパッシングが多かったのが要因だろう。両者の差はそんなにないように感じる。アベレージでドゥカティには及ばなかった。
大きく水をあけれられたのは、毎度のことながらホンダとヤマハ。特にスタート直後のラップタイム差が他メーカと大きく差がある。ドゥカティ軍団と比較すると1秒差がある。壁が厚い。が、今回中上が14位のホンダ最上位でポイントゲットしたのは嬉しかったぞ!どうやら新仕様のマシンが導入され、フィーリングが改善されているそう。これをきっかけに少しずつステップアップしていってほしい。
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