MotoGP Rd.10 LapTime比較

Laptime

トップ集団と、各メーカーのトップライダーのラップタイムをまとめました。

データ①:LapTimeチャートの比較

データ②:アベレージタイムの比較

※エラーバー(青線)の上下限値は、最大と最小タイムとしています。

考察・感想

まず真っ先に触れないといけないのは、バスティアニーニでしょう!アベレージタイムが最も良いのは、レース結果の通り。特筆すべきなのは、レース後半にペースが落ちていないこと。後半2周に関してはマルティンよりも1秒速い。そして、ラップタイムのばらつきがかなり少ない。データ②のエラーバーの範囲が最も小さいことが、ラップタイムの安定性を示している。常に1分59秒台のハイペースで淡々と周回している凄さ。スタートこそ少々出遅れたが、本人も後半に自信を持っていたのがよく分かる!

レース序盤、アレイシのタイムが良いね!スタート直後にかなりプッシュしていた。ただ、その後じわじわとペースが落ちていき、最終的には2秒以上もタイムが落ちている。落ち方の角度が他のメーカより大きい。

6~9周目のTOP5(バスティアニーニ,マルティン,バニャイア,マルケス,アレイシ)のラップタイムがほぼ同じ。ここら辺は5台が団子状態でバチバチに走行しているとき、ここ面白かった。その後各車のペースに差が出始め、11周目以降にバニャイアが、失速していく。フロントタイヤのグリップに苦しんでいたそう。

そして、19周目以降にマルティンが大失速。バスティアニーニの追撃に対して我慢の走りをしていたが、限界ギリギリだったよう。一気にラップタイムを落とした。バスティアニーニのラップが良すぎたのでこりゃだめだと、2位確保の作戦に切り替えたそう。

データ②を眺めていて気付いたのが、意外にマルケスのペースはまとまっていたのね。アベレージはバニャイアと同様だが、ばらつきはかなり少ない。もうちょっと3位争いに絡んできてもおかしくなさそうな結果。

ホンダのザルコ。意外にペースが安定しているね。最悪な状況の中でも、少しはポジティブなデータなのでは?確かに、アベレージはTOPから毎週1秒遅れているので、まだ勝負にはならないが、中盤~フィニッシュまで綺麗にラップを刻んで安定して走れている。あとは戦闘力を上げていってください!(簡単に言うな)

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