2024年のMotoGP、前半戦(第1戦～9戦)における「スタート上手いやつ」をデータで可視化してみました。本データは以下の条件で算出しております。
データ算出条件
・2024年 第1戦～第9戦までの予選グリッド、スプリントレース、決勝レースのデータを使用
・スプリントレースと決勝レースは、1週目の順位を使用
・「1週目の順位」-「予選グリッド」を計算し、全レースで平均化
データ算出結果
結果は以下となります！プラスの数値が高ければ、スタートで予選グリッドよりも高いポジションにいる、すなわちスタート上手い。逆にマイナスの数値であれば、スタートに課題があるということになります。
TOP2はなんとKTMファクトリーの2台！確かに#33ビンダーは決勝レースは予選順位関係なく上位に食い込んできますし、#43ミラーもスタート上手い印象(そこからずるずる落ちていくんだけどね・・・)
3位は納得の#93マルケス！正直、僕は1位だと思っていました。予選順位低くとも、スタート直後の1コーナーでライダーの隙という隙を狙って、ポジションを回復している印象が強い。(それでたまに巻き込みクラッシュする印象も強いけどね)僕は、今年はルマンのスタートに鳥肌が立った記憶があります。
4位はヤマハの#20クアルタラロ！お主、頑張ってたんだな。予選順位が下のせいか、あまりスタート直後に注目されることが少なかったのですが。最高速に劣るマシンで、1コーナーの突っ込みで稼いでいるということだろうか。
5位～7位まで、ホンダが占める。相変わらず仲が良いな。正直ここの結果がスタートが上手いかどうかの判断が微妙・・・(予選順位がほぼ最下位なので・・・これ以上考察するのはやめておく)
8位~10位まで、ドゥカティ勢が占める。#1バニャイアや#89マルティンは、そもそも予選順位が最前列であることが多いので、本算出方法だと数値が伸びにくいところだが、それでもプラスの結果が出ているのは確実にスタートで前に出ているということだろう。
他、注目するとしたら、アプリリアの2台。仲良く下位に並んでいます。スタート遅いね。近年アプリリアは最高速はぐんと伸びているが、0からの加速に難ありなのか？確かにスタート失敗が多い、それがデータにも表れている。
あと・・・VR46はどうしたんでしょうか？？？
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